【野菜不足解消に手助け】ベジパウダーで摂取不足対策
野菜はなぜ大切?
野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維、機能性成分が豊富に含まれており、中でも食物繊維は肉や魚には含まれないので、野菜から摂る必要があります。
野菜に含まれるカリウムは、余分な塩分を排出し高血圧を防ぐことにつながります。そして、野菜の食物繊維や体の中で活発になった酸化作用のある酸素に対抗する働きは、心臓病、脳卒中などにつながる生活習慣病や、がんを防ぐことに効果的に働くといわれています。野菜は基本的に低カロリーなので、肥満の防止にもつながり、野菜を多く食べる人は心臓病、脳卒中、ある種のがんにかかる確率が低いという結果が出ている研究もあります。
野菜は健康にいいと、多くの人は知っていると思いますが、余程意識をしないと十分に野菜を食べることは難しいです。
有機野菜の現状
一口に野菜といっても、農薬や化学肥料を使う一般的な慣行栽培(一般的な栽培)、農薬や化学肥料を使わず、遺伝子組み換え技術を使わない有機物肥料を使った有機栽培(有機野菜やオーガニック野菜)、どちらでもない特別栽培(農薬や化学肥料は既定の5割以下)の3つの栽培方法があります。慣行栽培は一般的なので表示は無いですが、有機栽培と特別栽培は包装などに表示があります。
農薬を使っている慣行栽培ですが、残留農薬の一日の摂取許容量は、安全性試験で有害な影響がみられない最大量の1/100(一生涯にわたって毎日食べ続けても健康上問題ない量の1/100)を上限としているので安全でないということはありません。
慣行栽培が危険というわけではないですが、有機野菜は、化学物質の影響を受けないので化学物質を取り込まないという健康面の安心感、化学物質で人工的に成長を促進していないので、野菜本来の成長に伴う濃厚なおいしさ、化学物質で病気や害虫から身を守る成分の生成を阻害しないので身を守る成分が含む栄養素が高い。それが、有機野菜の魅力です。
このように、「安全である」「健康にいい」というのが有機農産物ですが、同時に「価格が高い」というものもあり、平成28年度、国内で生産された農産物のうち、野菜が0.35%、米が0.1%、大豆が0.4%に過ぎない状況です。
世界の有機農業の取組面積は1999年から2016年の間に約5倍に増えましたが、それでも、全耕地面積に対する有機農業取組面積割合は約1.2%で、欧州諸国では高い一方、アメリカ、中国では1%に足りません。日本では面積は緩やかに上昇していますが、総面積は耕地面積の約0.5%です(平成26年)。
有機農業に取り組んでいる農家戸数は、全国の総農家数の0.5%に過ぎません(平成22年)。労力がかかるのが最大の要因で、現状維持、縮小したいと考える生産者は82.4%で縮小傾向にあると考えられます(平成22年)。国も推進には力を入れていますが、有機野菜は少ないのが現状です。
週1回以上有機食品を利用している消費者は約17.5%ですが、その中で有機野菜を購入される方の割合は62.5%です。
有機野菜にはポジティブな印象があるものの、日常的な食べ物ではないというのが現状です。
野菜不足をどうする
新型コロナの感染拡大以降、「健康増進のため(ウィルスや細菌から体を守る力・抵抗力の強化)」、「家で食事をする機会が増えた」等の野菜を食べる頻度が増えたという農林水産省による消費者に対するアンケートで調査結果が発表されていますが、1人1日あたりの野菜は280.5g、果物100.2gで、厚生労働省等で目標とする野菜350g、果物200gにいずれも達しておらず、有機野菜に限らず、1人当たりの野菜・果物の摂取量の増加が課題となっています。
野菜には、生で食べられるものもあれば、調理した方がいいものもあります。
1日に350gといえども、毎日続けるのは、食べるのも、用意するのもたいへんです。
しかも、たくさんの野菜を食べるために、添加物を使ったドレッシングやマヨネーズ、ソースや塩をたくさん使ってしまっては逆効果です。
そこで、普段の食事で足りない分を『オーガニック・ベジパウダー』で補給してみてはいかがでしょうか。
野菜の水分量は約90%。『オーガニック・ベジパウダー』は1包3gなので、1包にはおよそ30gの野菜から作られることになります。
目標とされる野菜摂取量から実際の野菜摂取量を引くとおおむね70gなので、『オーガニック・ベジパウダー』を一日2回お使いいただけると、1日に必要とされる野菜量をクリアできます。
すべての野菜を有機野菜に替えるというのは現実的ではないので、足りない分を『オーガニック・ベジパウダー』で補うというのはいかがでしょうか。
粉末野菜もさまざま
粉末野菜、野菜パウダーと聞くと何を思い出しますか?
ケールを使った「まずい!もう一杯」というCMで有名なものだったり、大麦若葉だったりではないでしょうか。
粉末野菜、野菜パウダーには、野菜100%ではありながら少品種の野菜しか使われていなかったり、野菜の煮汁にスプレーパウダーで添加物を吹き付けてパウダー状にしたり、サラサラで均一の状態に保つために、デキストリンといわれるじゃがいもなどのイモの仲間やトウモロコシに含まれるでんぷんを使っていたり。栄養素の水増しに人工的なビタミンを使っていたり、さまざまです。
オーガニックベジパウダー
有機野菜の国内流通量はわずかと書きましたが、少ない有機野菜でパウダーを作ろうとすると多くの量を作ることができず、12種類の有機野菜で作られる『オーガニック・ベジパウダー』はとても貴重なものです。
『オーガニック・ベジパウダー』は、主産地が島根県桜江町の無農薬・無化学肥料の12種類の国産有機原料を使い、熱に弱い有機野菜の栄養素を失わないように、静電気殺菌加工製法によって高く栄養素を保持したまま低い温度で粉末化しています。
砂糖、保存料、香料や着色料は使われていません。
12種類の有機野菜も、作りやすい、手に入りやすいものではなく、健康成分に注目して、いいものだけを厳選しています。
桑葉:DNJ(デオキシノジリマイシン):小腸内で糖質が吸収されるのを抑制する効果が期待
できる。
Q3MG(クエルセチンマロニグルコシド):フラボノイドの一種で、悪玉コレステロール
の蓄積量を抑える性質があり、血管内のコレステロール蓄積量を抑え、糖の吸収、高血
圧や動脈硬化の予防につながります。
ケルセチン配糖体:ケルセチンはポリフェノールの一種で、活発になり酸化作用のある
酸素に対抗する働き、抗炎症作用、降圧作用など、さまざまな作用があることが報告
されています。
一方、ケルセチンは摂取しても体に吸収されにくい性質を持っています。ところが、
糖と組み合いケルセチン配糖体になると体内に吸収されやすくなり、体内で脂肪分解
酵素が活発になり体脂肪低減効果が報告されています。
ケール:ルテイン:体内ではつくられない物質で、眼の黄斑部や水晶体に多く存在します。
活発になり酸化作用のある酸素に対抗する物質として、眼の老化をひきおこす、
取り込んだ酸素の一部が変換され活発になった酸化作用のある酸素をを抑えた
り、有害な光を吸収し、眼を守る働きをしています。
メラトニン:体内時計を調節する機能があり、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを
誘う作用があり、睡眠ホルモンとも呼ばれています。メラトニンは、年を重ねるとと
もに分泌量が減ることが明らかになっており、年をとると朝早く起きたり、夜中に何
度も目が覚めたり、若い頃より睡眠時間が減るのは、加齢で体内時計の調節機能が弱
まるためと考えられています。
GABA:体の中で作られる成分の一つで、緊張やストレスを和らげて、脳の興奮を抑える
働きがあるといわれています。睡眠の質を高めたり、血圧が高めの方の血圧を下げる
機能があることも報告されています。
エゴマ葉:αリノレン酸:食物からとる必要があり、体内でつくることのできない不飽和脂肪酸
で、体が機能する上で欠かせないため必須脂肪酸とよばれます。血圧が高くなる
ことを防ぐ作用があるといわれており、血中中性脂肪を下げるEPA、脳細胞の活動
を支えるDHA酸などが体内でつくられます。
しょうが:ショウガオール:しょうがの辛み成分で、胃液の分泌を促進して消化吸収を助ける効
果があります。香り成分は、消炎、発汗、保湿などの作用があり、発汗を促進し、
体脂肪の分解・燃焼を促し、体内エネルギーを消費するのでシェイプアップ、
コレステロールの低下に、身体を温めることで冷え性の改善が期待できます。
ジンゲロール:しょうがの辛み成分で、殺菌作用、ウィルスや細菌から体を守る細胞
の働きを活発にする作用、胆汁の分泌を促進する作用、吐き気や頭痛を抑える作用
など、様々な働きを持っています。
血管を拡張する作用、酸化作用のある酸素に対抗する働きがショウガオールと共通
する働きです。酸化作用のある酸素に対抗する働きは老化を防ぐ効果が期待でき
ます。
ジンジベイン:たんぱく質を分解する酵素で、胃腸の負担を軽減し、胃腸の内壁の血
行を良くし、胃腸の働きを活発にして食べ物の消化吸収を高める働きがみられま
す。
粉末野菜には、生産数を伸ばしたり、安価で原料を仕入れたりするために少ない野菜で作られるものが多いのですが、12種類のバラエティに富んだ厳選された有機野菜を使った『オーガニック・ベジパウダー』をぜひお試しください。
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参考:(令和元年7月農林水産政策研究所公開セミナー:『有機農業をめぐる我が国の現状について』より)
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