【食品添加物を避けるライフスタイル】その2 隠れ添加物に注意
隠れ添加物に気を付ける
添加物を摂らないというのは理想ですが、現実には全く摂らないというのはかなり難しいです。
どこかで折り合いをつけていかなくてはならないのですが、気に留めるというのと気に留めないというのは違います。
添加物には、表示が義務付けられていないものもあります。
1.栄養補助剤(サプリメント)
栄養強化の目的で使用されるビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類については表示が免除さ
れます。
例えば、乳飲料にカルシウムを補強するために用いたカルシウム用の添加物がそれにあたり
ます。
2.加工助剤に該当する食品添加物
食品の加工の際に添加されるもので、次の場合には表示は免除されます。
・食品の完成の前に除去されるもの。(サラダ油を製造するときに使われる石油から作るヘ
キサンという抽出溶剤や、カット野菜を消毒するときに使われる殺菌剤など)
・最終的に食品に通常使われる成分と同じになり、その成分を増やすものではないもの。
(ビールの原料水の水質を調節するために使われる炭酸マグネシウムなど)
・最終的に食品中にごくわずかしか存在せず、その食品に影響を及ぼさないもの。
(みかんのシロップ漬け缶用に、みかんの房の皮をはぐために使用する塩酸やカセイソー
ダなど)
3.キャリーオーバーに該当する食品添加物
食品の原材料の製造・加工で使用されたもので、その食品の製造には使用されない食品添加
物で最終商品まで持ち越された場合に、最終食品中では微量で食品添加物の効果を示さない
場合。(たとえば、焼き肉のタレを作るときに使うしょう油に使われている添加物、レトル
ト食品の具に味付けをするために使われた添加物)
4.バラ売りされているもの
店頭でバラ売りされている食品で、量り売りされる総菜や、パン屋で作られたトレーに載っ
ているパンなど包装されていない食品。
5.包装が小さいもの
表示の可能な面積が30平方センチメートル以下で、表示するスペースが限られている食品。
原材料名、添加物、内容量、栄養成分表示、製造者名、原料原産地名を省略できます。
6.小分けで販売されるもの
店内で小分けしたり、詰め合わせて販売するテイクアウトの弁当やファストフードなどで
す。
天然ビタミンを飲みたいときは、裏面の原材料表示を見ましょう。
天然ビタミンは、その栄養素が含まれている物からできています。
例えば、ビタミンCならレモンやアセロラなどの具体的な食べ物の名前が。それに対してビタミンCと書かれているなら、ジャガイモやとうもろこしの糖分から合成されたビタミンの場合が多いです。
食物から作るのなら、レモンやアセロラから作ればいいということになりますが、何故、合成ビタミンを利用するのかというと、大量生産できコストが安く、目的のビタミンだけを作るので、安定的に扱いやすいからです。
消費者の健康に対するものではなく、作る側の都合という点が大きいです。
誰が作っているのかにも関心を
今は、食品の流通も世界的になっていて、誰がどうやってどこで作っているのかが分からない時代です。八百屋、魚屋から買うことも少なく、作る人と売る人、買う人の繋がりは希薄になっています。それが悪いというわけではなく、希薄だからこそ分かる情報で関心を寄せて欲しいです。
どこで作られたかというのは、農産物、畜産物、水産物等の生鮮食品は原産地表示が義務付けれられています。
水産物は、捕った水域や都道府県、天然か養殖か、解凍したものか、水域の判別が困難な場合は水揚げした港名又は水揚げした港が属する都道府県名を表示すればいいという風になっていますが、最近では、原産地や加工地が記載されている場合も多いです。
加工食品については、持ち帰り総菜などの中食や外食は原料原産地はわかりませんが、包装された加工食品で生鮮食品に近い漬物、冷凍野菜、カット野菜や果物、ウナギの蒲焼などは、輸入品に限らず原料原産地表示は義務付けられていますので、買う前にチェックができます。
旅行のお土産を買うときでも、現地の名産と思いきや外国で作られていてたり、住んでいる地域で作られていたりすることもあるので、裏面を読むのは大事です。
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【参考】
・食品添加物Q&A | 日本食品添加物協会 (jafaa.or.jp)
・肥前正宗 食品・グルメ情報サイト (hizenmasamune.com)
・安部司『「安心な食品」の見分け方』祥伝社(2009年)
・渡辺雄二『買ってはいけないPart2』株式会社金曜日(2005年)
・福岡伸一『生命と食』岩波書店(2008年)
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