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【老化細胞の蓄積が老化を進める】ノニはポリフェノール豊富

老化細胞って?

老化細胞が老化を加速させ、様々な病気の発症にも影響を与えていることが分かってきています。

私たちの体を作る細胞は毎日分裂を繰り返していて、分裂の過程で異常のある細胞が生まれると、その細胞は分裂するのをやめて自ら死ぬか、免疫細胞によって体外から排除され、細胞がガン化されるのを防ぐ仕組みを持っています。これは、人間を含む高等生物が進化の過程で獲得した安全装置の一つで、常に新しく健全な細胞が生まれるようになっています。

 

このように、細胞が分裂するのを止めて新しい細胞に置き換わるとき、自ら死んで壊れるアポトーシス(細胞死)を起こすか、免疫細胞に食べられて体内から消えるのですが、細胞老化によって分裂を停止した細胞の中には、なぜか死なずに、臓器や組織の中に残ってたまっていくものがあると言われています。

 

【引用:『藤田医科大学』肌の老化を加速させる「老化細胞の蓄積」のメカニズムを発見!(2020/11/5:プレスリリース)より】

 

このように、細胞分裂が終わっているにも関わらず組織に溜まっていく細胞が、老化細胞です。

老化細胞が蓄積すると、様々な分泌タンパク質が産生されることが明らかになり,その現象は「細胞老化随伴分泌現象(SASP)」と呼ばれ、周囲の細胞の細胞老化を誘導、増殖させ、老化を加速させます。

 

老化細胞の存在は50年以上前から知られていたのですが、老化細胞の蓄積による過度のSASPには、慢性炎症を誘発し、がんや動脈硬化など加齢に伴って増える病気を発症させることが近年の研究で分かってきています。

米国の科学ジャーナリストは、英科学誌の『ネイチャー』のコラムで、分裂をしないが死にもしない奇妙なこの老化細胞を、まるで死体が蘇るように、炎症を起こす物質を出して周囲の細胞の老化を加速させて仲間を増やし、組織や臓器の機能を低下させるゾンビのような『ゾンビ細胞」と表現しました。

 

【出典】日経BP:Beyond Health 『老化細胞(ゾンビ細胞)の謎が分かった』2021.12.8より

 

老化細胞の蓄積が様々な病気を引き起こす

老化細胞の蓄積で、過度なSASPが起こると、ガン、心血管疾患、糖尿病、白内障、アルツハイマー型認知症、骨粗しょう症、変形性膝関節症など、加齢によって増える様々な病気につながることも分かってきています。

最近では、新型コロナウイルスで高齢者や糖尿病などの基礎疾患がある人が重症化しやすいのは、老化細胞が蓄積し過度なSASPが起こっていることが一因である可能性が指摘されています。

ドイツのグループは、2021年9月、新型コロナウイルスをハムスターに感染させた研究から、細胞老化の誘導が新型コロナウイルス感染症の病態にも関係しているのではないかと報告しています。

ただし、老化細胞は悪役ではなく、SASPには、免疫細胞を呼び込んで不要になった老化細胞を死滅させたり、周囲の細胞を活性化させて傷ついた組織の修復を促したりして体を守る働きもあります。

 

また、老化細胞は若い人にも発生しており、若いときにはがんの抑制や傷の修復など体を守る働きのほうが強く、人間の体の仕組みは複雑で、若いときには体を守っていたSASPが歳をとるにつれて老化をさらに加速させる悪役の面が強くなっていくと考える研究者もいます。

 

老化細胞が溜まらないようにするには

大阪大学、原英二教授は、老化細胞が蓄積しないようにするには、肥満を防ぐことだと話しています。

 

マウスを用いた研究で、高脂肪食を食べさせて肥満にしたマウスは、腸内細菌が変化して悪玉物質が産出されると、それが肝臓に運ばれることによって老化細胞がたまって過度のSASPが発生し、肝臓がんが発症するリスクが高まることを解明しました。さらに、高脂肪食で飼育されたマウスの約3割は、肝臓ガンだけではなく肺ガンも併発していました。

 

体の中には30兆から100兆個の腸内細胞が存在していて、その構成は、食事の内容や栄養状態によって変化します。高脂肪食や過食が続くと、腸内細菌に悪玉細胞が増加し、肝臓ガン以外にも大腸ガンの発症の引き金になる可能性があるので要注意です。さらには、ガン以外にも、うつ病、認知症、糖尿病などにつながる恐れもあるので、安易な食事をせず、吟味する必要があります。

 

また、定期的に適度な運動を続ければ、老化細胞の蓄積を抑えられる可能性もあります。中年マウスを高脂肪食で飼育すると、脂肪組織に老化細胞が蓄積してインスリンの分泌が低下し血糖値が上がりやすくなりますが、有酸素運動をさせると老化細胞がたまりにくくなり、糖尿病リスクも改善するといいます。ウォーキング、ジョギング、水泳などの有酸素運動は生活習慣病を防ぎ健康維持に役立つばかりか、老化細胞の蓄積を防ぐことにもつながります。

ストレスも、適度のものなら心身にいい影響を与えますが、過度なストレスは、心だけでなく体にも悪影響を与えるので、ストレスと上手に付き合っていくのも大事です。

 

 

他には、どんなことに注意すればいいのでしょうか。

 

免疫力を高める

自然免疫系のナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、全身をパトロールしながら、ガンやウイルス感染細胞、異物などを見つけて攻撃する免疫細胞としての大事な防御機能があり、老化細胞を排除してくれます。

ただし、NK細胞の機能も年齢とともに弱くなってしまいますので、NK細胞を活性化してあげる必要があります。

 

ナチュラルキラー細胞とは、白血球の一種で、リンパ球の約10〜30%を占める免疫細胞で、自然免疫と呼ばれる、生まれつき身体に備わっているしくみの一つです。体内に異常がないか常にパトロールしていて、他の免疫細胞からの指令なしに、単独で異物を攻撃することができ、細菌やウイルスなどの病原菌やがん細胞を発見すると、極めて強い殺傷能力でいち早く攻撃を始めます

自然免疫によって処理しきれなかった異物は、他の免疫細胞が駆けつけることで対応しますが、これを獲得免疫と言います。獲得免疫は、身体に一度侵入した敵の情報を記憶して、抗体を作る働きがあるため、同じ敵が再び侵入してきた時には素早く対処ができます。

 

定期的な運動を取り入れることによって体内の炎症が減り、免疫細胞がしっかりと働くのを助けてくれます。ジョギング・ウォーキング・ヨガ・水泳などといった適度な運動を少なくとも週に150分行うことが推奨されています。

運動のやり過ぎは逆に活性酸素が出過ぎてしまい、老化を早めてしまうので、適度な運動が好ましいです。また、ストレスや不安を和らげることが免疫力を高める上で重要になっています。

 

体温を上げる

『冷えは万病のもと』 

一般的な平均体温は、36.6℃~37.2℃程度であるといわれています。36.0℃以下の人は低体温といわれています。体が冷えていて血流が悪いと、自律神経失調症・アレルギー・便秘・肥満などの不調や病気につながりやすくなります。

 免疫細胞は体温が高いと活性化する性質をもっており、先ほどのナチュラルキラー細胞は、36.5℃以上で活性しますので、老化細胞の蓄積を防ぐのにも体温を高く保つのは重要です。

 

睡眠不足を解消する

睡眠不足が続くと、ナチュラルキラー細胞も元気が出ません。

睡眠不足は、風邪や体の不調も連れてきます。無駄な夜更かしはせず、6時間は睡眠を取りたいです。

 

頑張りすぎない

頑張り過ぎると、心もカラダもNK細胞も疲れてしまいます。時には「いい加減にする」「少し手を抜く」ことも生きる知恵です。

 

ポリフェノールをしっかり摂る

ポリフェノールの特徴は何といっても『抗酸化作用』が強く、活性酸素を無害化してくれる作用がありますから、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。また、活性酸素の有害な物質が老化の原因とされているので、ポリフェノールを摂取すると、老化細胞化するのをしっかりと防ぎます。また、脳卒中や心臓病、糖尿病のリスク軽減し、さらには、肝機能、睡眠、血圧、インスリン抵抗性、全身性炎症を改善する効果もあると言われている優れモノです。

また、国民生活に重要な野菜に指定されるブロッコリーには、活性酸素を取り除く抗酸化ビタミンが豊富で、老化細胞の働きを弱めるケルセチンという物質も含まれています。

 

水に溶けやすい性質があるので、比較的短時間で作用しますが、、長期的効果は持続しないので毎日こまめに摂取する必要があります。

 

 

 

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【参考】

あなたの肌にも潜んでる?ゾンビ細胞に要注意! | SHISEIDO | 資生堂

免疫力を高めて病気を防ごう! | 板橋区成増|医療法人社団 正風会 小林病院 (kobayashibyoin.com)

老化細胞(ゾンビ細胞)の謎が分かった|Beyond Health|ビヨンドヘルス (nikkeibp.co.jp)

細胞老化随伴分泌現象(senescence-associated secretory phenotype:SASP) (jst.go.jp)

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