ノニジュースはねずみ講?【ノニジュースの不運】
ノニジュースが広まったきっかけ
まずは、ノニジュースが世界に広がった歴史を見てみましょう。
ノニは永い間、南の島で、薬代わりに使われたり、染料として使われたり、食用にされたり、民間伝承的に伝わる果実でした。
今なお、パラオでは家庭でノニが利用されています。
アメリカのモリンダ社がノニの持つ力を見出し、人々の健康に役立てようとジュースを抽出して製品化し、1996年にアメリカで販売を開始しました。
モリンダ社のノニジュースは、健康意識が高まっていたアメリカでブームを巻き起こし、世界のセレブやアスリート達に愛飲され、モリンダ社はスーパーフルーツ産業を生みだし、世界中に認知させる事業を展開しました。
モリンダは社は、MLM(Malti Level Marketing)と呼ばれる連鎖販売取引のネットワークビジネスで、ネットワークを構築していくという営業手法です。
MLMビジネスが出来たきっかけ
MLMは、1930年代にアメリカで始まったビジネスモデルです。
栄養補助食品を開発したカール・レンボーグ氏は、製品化し販売しましたが、当時のアメリカではまだ栄養に関する知識がなく、人々の関心度が低かったため思うような成果を出すことが出来なかったそうです。また、広大なアメリカの大地で展開できるほどの費用、手法もありませんでした。
そこで、カール氏は人件費や労力のかかる訪問販売に限界を感じ『口コミ』を考え出し、自社製品を愛用してくれる消費者に、販売する権利と、新たに販売員を募集する権利を与えました。
今ではマイナスイメージの強いMLMですが、始まりは、「いい製品をたくさんの人に知ってもらいたい」という素直な気持ちだったようです。
また、広告や宣伝はおこなわず、その費用は、自社の製品を広めてくれた販売員に還元しようと考え、販売手数料として報酬を支払うシステムを取り入れました。それだけでなく、販売員の紹介で販売員を始めた人の売り上げからも、紹介した販売員に報酬が支払われるシステムを作り上げました。これが、MLMビジネスの起源だと言われています。
本来の気持ちは、優れている自社の製品をたくさんの人に知ってもらいたいというものだったのです。
このようなネットワークビジネスは、広告宣伝費などを掛けずに、製品の購入者が人と人との繋がりで製品を拡散してくれるので、合理的なビジネスモデルであると言えます。
理屈は、SNSなどで、インフルエンサーと呼ばれる人が製品を紹介し、それを見た人が製品を広めてくれるという事と同じです。
MLMビジネスが嫌われるのは
MLMビジネスは、製品の購入者が、製品の流通を目的として購入者を増やして報酬を得るという商法で、この商法自体は、製品のやり取りがなされるので違法ではありません。
通常の商取引と何ら違いはありません。
問題があるとすれば、紹介する人が、報酬のために強引に購入させるということです。製品の良さを伝えるというよりは、商品そっちのけで何人に紹介させれば何%の手数料が入り、紹介者がさらに紹介させれば、何%の手数料が入るというような説明ばかりしかしないということでしょう。
一方、ねずみ講といわれるのは、製品が仲介されず、会費や権利など、金品のみがやり取りされるので違法です。
モリンダ社は、日本では『パートナーコ・モリンダジャパン合同会社』という社名で事業を展開しているようです。
ノニジュースの他にも、多くの健康食品や、フェイス・ボディケア商品などを取り扱っています。
パートナーコ・モリンダジャパン合同会社や前身のニューエイジジャパン社のネットでの評価を調べてみました。
良い評価もあれば、悪い評価もあります。
悪い評価だと、「手軽に儲からない」、「大きく儲からない」。
また、MLMビジネスとして「詐欺まがい」「怪しいビジネス」というイメージが付いているので、MLMビジネスをしよううとしている人にとってはイメージが悪い。
というような評価が殆どで、悪い評価に商品が良くないという評価はあまりみられません。
一方、良い評価を調べてみると、「商品の良さ」が目立ち、商品本位の人にとっては評判がいいようです。
このようなMLMビジネスに、製品としてのノニジュースより、お金のためのノニジュースとして利用されたことが、ノニジュースの不運だと言えます。
「ノニジュースはいい製品だから飲んでみて、私は調子が良い」と勧められるのならノニジュースのいいところだけが頭に入り、飲んでみて調子がよければ、知り合いに勧めてみようかなとなりますが、商品そっちのけで、何人に広めると何%の手数料が入るからそのためには何人の紹介者を探してなどという話だけされても嫌になります。
本来のノニジュース
本来のノニジュースは、南国に自生する、人間を始めとする自然のためにとても有用な植物で、人の思惑は全く関係がありません。
ノニジュースの有用性に気付き、純粋にノニジュースを販売しているところは多くあります。
ノニジュースは、産地によっても栄養成分の量は様々なので、ご自身の目でノニジュースを判断し、健康生活のための一本を見つけてください。
ノニを古くから利用していた、ノニが自生しているところの人々は、報酬などは関係なく純粋にノニの恩恵に預かっていただけのことですから。
ノニジュースの購入はこちらから
ノニジュースは飲みたいけどネットワークのしがらみは嫌だという方は、こちらから安心して購入できます。
スコポレチン豊富なパラオ産ノニを、丁寧に手絞りで抽出したノニジュース『100% PURE NONI』。健康に不安を感じている方は、ぜひ、一度お試しください。
【参考】
・モリンダの怪しい評判を徹底検証!勧誘の意外な事実・成功の条件とは|ファイングッズ (finegoods.jp)
・ネットワークビジネスの歴史を知ることは大切かも!調べてみたよ! – 田舎暮らしでも在宅ネットワークビジネスで大成功〜MLMはインターネット集客時代〜 (homebusiness-mlm.com)
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