ノニの特徴

ノニは、アカネ科ヤエヤマアオキ属に属する植物で、正式名称は「モリンダ・シトリフォリア（Morinda citrifolia）」です。ハワイやポリネシア諸島など太平洋の島々をはじめ、アジアやオーストラリア、インドなどの熱帯・亜熱帯地域に生息する常緑小高木植物で、冬以外の季節に収穫できます。

木の高さは5～10m程になり、種が落ちてから8ヶ月程度で花が咲き、実がつきます。実はジャガイモに似た形をしており、銀杏やチーズのような独特のニオイがあります。ノニの実の味は決して美味しいとはいえません。しかし、ノニの実は栄養素が豊富なため、栄養素を摂取しやすいようにジュースなどに加工したものが流通するようになりました。

ノニの歴史

2,000年前からノニはポリネシア諸島の人々に、果実だけではなく、葉や根、樹脂なども利用されており、熟した実を搾ってジュースが作られたり、ヤケドや傷口に万能薬代わりに使われたり、葉をお茶として飲んだり、民間伝承的にありとあらゆる疾病・症状にクスリ・健康食品として利用されていました。衣類の染色にも利用されていました。ポリネシア諸島の人々からは『驚異のフルーツ』と呼ばれて人々の生活には欠かせない存在となっていました。

1700年代後半には、ヨーロッパの探検家であるキャプテン・ジェームズ・クック率いる探検グループが、航海の途中でタヒチなどの島々を発見し、そこで見つけたノニが旅行記に残されました。

以後しばらくの間、ノニは西洋諸国には忘れられた存在となっていましたが、20世紀の終わり近くになって、健康志向に傾きつつあり、国をあげて包括的な健康向上に乗り出しヘルシーな食生活に関心が高まっていたアメリカで、ノニジュースが製品化され、再び注目を浴びることになります。

近年では、ノニに関する研究がより積極的に行われるようになり、様々な可能性が明らかになりました。やがて、高い栄養価が注目されるようになり、ノニを使用したジュースやサプリが数多く普及しています。

ノニに含まれる栄養成分と効果について

ノニには、現代人に不足しがちな栄養素が豊富に含まれています。例えば、ビタミンCやビタミンB群などの各種ビタミン、カルシウムやカリウムなどのミネラル類、アミノ酸、中鎖脂肪酸、プロキセロニン、スコポレチン、モリンジン、テルペンなどです。

アミノ酸は人に必要なたんぱく質のもととなる存在で、体内で生成できないため、食事から摂取する必要があります。

また、ノニの果汁に含まれるプロキセロニンは、摂取すると体内でキセロニンに変化することが特徴の1つです。弱った細胞の再生を促し、細胞の働きを正常に保つ役割があります。

スコポレチンは、ノニ以外にはほとんど含まれていない貴重な栄養成分です。ポリフェノールの一種で、血圧を調節する役割があると考えられています。

ノニの栄養素はノニジュースやサプリで摂取！

ノニに含まれている豊富な栄養素は、ノニジュースやサプリで摂取できます。Palau Noni Shopでは、累計出荷本数100万本を越えるノニジュースを始めとするパラオ産ノニを使用したPMG製品を販売しています。

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